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中古ゲームソフトとゲームソフトメーカー

投稿日時:2014-03-11 17:12

1990年代頃、家庭用ゲーム機が爆発的な人気を起こし、多くのゲームソフトメーカーが誕生しました。

2000年に入ると売上は減少傾向にあるものの、現代でも子供から大人まで根強い人気があるのがゲームです。ゲームソフトメーカーは家庭用に普及したゲーム機に合わせてソフトを開発し、卸売業者と通して販売店にソフトが並び、消費者が購入することで利益が入ります。

しかし、中古ゲームソフトは消費者と販売店のみで行われる取引であるためメーカーに利益が入ることはありません。2000年頃のソフト売上低迷期もあって、大手のゲームソフトメーカーは中古ゲームソフト販売店を相手に訴えを起こしました。

メーカー側の主張はゲームソフトの頒布権があるため、中古ゲームソフトを販売することは違法であるというものです。双方の争いは激化し、判決は最高裁に委ねられました。最高裁の下した判決は頒布権は認められないという結果になり、中古ゲームソフト販売店が勝訴する形となりました。

このこともあって現在でも中古ゲームソフトを販売する店は多く、インターネットを通して販売する店も増えてきており、消費者にとっては嬉しく、メーカーにとっては苦しい結果となっています。

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